ハワイ現地校に入っただけでは英語力は身につかない!?
ハワイ親子留学のお世話を始めて7年が経ち、ずっと考えていたことがあります。
これまで、ハワイのいろんな学校(プリスクールから大学、語学学校、美容学校)を一件一件見学し、なおかつオープンハウスにも参加し、プログラムの内容を把握したり、先生と話したりと、ハワイの学校に関して考察してきました。
私の疑問は、ハワイの現地校に通うだけで、本当に英語力は伸びるのか?ということ。
私もハワイの学校に子供を通わせる一児の母の視点から、実際の子供の様子や学校での学習について、つぶさに見てきました。
そして、出てきた答えは、「NO!」
正直なところ、ハワイの現地校に通うだけでは、お子さんの英語力は伸びません。
もちろん、個人差はありますが、現地校に通うだけで英語がネイティブ並みに話せるようになる、ということはありません。
将来、お子さんをアメリカの大学へ入学させたり、アメリカでの就職を希望されている場合は、ネイティブスピーカーとの闘いになりますので、それ相応の英語力が求められます(いえ、必要最低条件ですね)。
特に両親や日本人、もしくは、どちらかが日本人の場合、家庭での言葉は日本語が多くなるため、圧倒的にボキャブラリーの数に差が出てきます。
特に小さいお子さんは、学校以外の大人の会話の中から言葉を覚えていきますので、ご両親が話す言語に大きく影響してきます。
また、ハワイの私立校では1クラス18人、公立校では25人程度の生徒を抱え、先生は英語だけを教えるわけではなく、他の教科も教えます。
さらに、一人一人の理解度に合わせての指導することはできませんので、一人だけ英語力が低いからと言って、ペースを落とすということはありません。
現地校の先生は一人一人の英語力をチェックして、それに対してアドバイスするなんてことは、ほとんど行いません(余裕がありません)。
しかし、学校(教室)での成果は『成績』という形でお子さんの学力が評価されます。
当然、母国語が日本語の親を持つお子さんは、現地の子供に比べて英語力が劣りますので、理解度に反映されそれが直接、「成績」へと表れます。
実際、他の日本人の親を持つお子さんや、日本から親子留学に来られたお子さんなどは、通常の授業の他に、学校の授業に付いていくため(理解するため)、また、先生やクラスメートとコミュニケーションが取れるように、プラスアルファで英語力を身につけるための努力をされています。
そこで、一般的に行われているのが、『ネイティブの家庭教師』をつけることです。
ハワイなどでは、日本人向けだけでなく、「チューター」と言って、高校生や大学生、現役を退いた元教師などが、家庭教師を行って子どもたちに英語だけでなく、いろいろな教科を教えています。
こうした「チューター」をうまく活用することで、学校の授業についていくための語学力を補っていきます。
今現在、現地校に通う3〜4歳のお子さんでさえ、英語の語彙力(言葉の数)の差、授業中の発言回数の差が出てきています。
特に、日本から来るお子さんの場合は、もっと英語力の補てんすることに力を入れなければなりません。
本気でお子さんの英語力を高め、将来、世界で活躍する人材に育てたいとお考えであれば、学校だけに依存せず、こうしたネイティブの家庭教師を付け、授業についていける環境を用意することが大切です。
また、お子さんだけでなく、親御さんの英語力の向上も、お子さんの英語力向上に大きく影響します。一緒に家庭教師に英語を教わるというのも良いかと思います。
※ なぜ、親御さんの英語力が、お子さんの英語力向上につながるのかは、また別途、お話ししますね。
特に、プリスクールからキンダーガーデンに通う時期は、比較的、適応力がフレキシブルな時期ですので、ここでしっかりと地固めしておく必要があります。
逆にこの時期を過ぎてしまえばしまうほど、どんどん自我が芽生え始めますので、自分の世界を持ち、違う世界に溶け込むことが難しくなってきます。
「授業についていけない」ことをストレスを感じ、「学校に行きたくない」ということに陥ってしまいます。
そうならないよう、学校やお子さんだけに依存せず、お父さん、お母さんも一緒にお子さんの英語力向上に頑張ることが、成功の秘訣になります。
弊社では、プリスクール、キンダーガーデン、小学校、中学校、高校、サマースクールの後や週末に家庭教師を派遣する特別プログラムをご用意しております。
学校で習ったことをすぐに復習することで確実に力がつき、授業にもついていけるようになり、自信を取り戻すとともに、学校に行くのが楽しくなるでしょう。
お子さんを指導するのは、博士号を持ち、英語教授の長年の経験があるレイモンド氏。
彼は、日本に住んでいた経験があり、日本人の教授法を心得ています。
粘り強く教え、温厚な性格で子供にとても好かれています。
また、現地校に通われるお子さんの英語力の補てんだけでなく、親御さんの英語会話や、日本から観光にいらした際にちょっと利用してみるということでも構いません。お気軽にお問い合わせください。
ちなみに、この家庭教師プログラムは、人数制限がございますので、早めにご予約くださいね。
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